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日刊建設タイムズ社
2017/03/03

【千葉】投資的経費は46・3億円/県教育庁予算/野球場実施設計など/天井材落下対策工事20校、設計25校

 県教育庁の2017年度当初予算は、一般会計予算が対前年度当初比9・3%減の3779億1575万円となった。このうち投資的経費は同14・7%減の46億3307万円。主要事業は、県営野球場耐震・大規模改修事業、武道館空調設備整備事業、県立学校非構造部材対策事業、県立学校老朽化対策事業、県立高校再編事業、県立学校空調設備整備事業などを予定。
 予算の項別内訳は、@教育総務費549億3900万円(対前年度当初比5・5%減)A小学校費1258億9174万円(同14・3%減)B中学校費751億9236万円(同14・2%減)C高等学校費827億2495万円(同0・2%減)D特別支援学校費338億8640万円(同4・9%減)E社会教育費22億8853万円(同0・9%減)F保健体育費26億9275万円(同7・1%減)。
 主要事業のうち、野球場の耐震・大規模改修は、実施設計に着手し、武道場の空調設備は第2道場を整備。学校の非構造部材対策は、11・3億円の事業費で20校・20棟の工事と25校・25棟の設計を実施。老朽化対策は、京葉工業高校の電子・建設棟などの改築工事に着工する。
 主要事業の概要は次の通り。
 ▽総合スポーツセンター武道館空調設備整備事業=1億5000万円。総合スポーツセンター武道館について、施設機能の充実を図るために空調設備を整備。事業期間は15〜17年度。17年度は第2道場空調設備を整備。
 ▽総合スポーツセンター野球場耐震・大規模改修事業=7000万円。老朽化し、耐震性の不足する総合スポーツセンター野球場について、耐震改修等を行うとともに、施設機能の充実を図るために必要な改修を行う。事業内容は実施設計。整備内容は耐震改修、老朽化対応等改修、両翼・センターの延伸等。
 ▽県立学校非構造部材対策事業=11億3000万円。屋内運動場等における天井材(非構造部材)、照明器具等の落下防止対策工事。@設計25校25棟A改修工事20校20棟
 ▽県立学校老朽化対策事業=3億6600万円(債務負担行為5億7500万円)。@京葉工業高校電子・建設棟、第2建設棟及び第2電子棟の改築3億730万円A佐倉高校旧図書館棟の解体5870万円
 ▽高等学校再編事業=6億250万円。県立学校改革推進プラン等に基づく魅力ある高等学校づくりを進めるため、県立学校の施設・設備を整備。@市原・鶴舞桜が丘高校の統合1070万円A佐倉西高校への福祉コースの設置2150万円B印旛明誠高校における単位制の充実5億5900万円
 ▽県立学校空調設備整備事業=1億4400万円。疾病や障害等により体温調整が困難な児童生徒のために、特別支援学校の工芸室などの作業実習室に空調設備を整備。また、教職員の執務環境の改善を図るため、県立高校の職員室等管理諸室に空調設備を整備。@特別支援学校作業実習室空調設備整備(5校)9633万6000円A高等学校職員室等管理諸室空調設備整備(設計4校、リース20校)4766万4000円
 ▽県立施設トイレ改修事業(社会教育施設トイレ改修等)=324万円。県立施設のトイレについて、施設の魅力向上を図るために、改修工事等を行う。k_times_comをフォローしましょう
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