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建設経済新聞社
2017/03/06

【京都】新名神とJR線交差の橋梁 城陽に構想、近く予備設計

 28年3月の京都府都市計画審議会において、都市計画道路の東城陽線の一部区間が2車線から4車線へ変更されたことを踏まえ、京都府は、府道山城総合運動公園城陽線(城陽橋)の対象区間において、新名神高速道路とJR奈良線と交差するため、架設方法(橋梁形式)の検討に入る。
 山城北土木事務所は、橋梁予備設計などを行う道路企画調査業務を指名競争で3月13日に開札し担当業者を決める。施工箇所は城陽市富野。対象区間は山城総合運動公園城陽線(城陽橋)の800m。
 新名神の工程やJRの営業時間を踏まえた架設方法を比較検討等するもので、主な業務は▽道路詳細設計(A)800m(橋梁予備設計を行うにあたり道路の平面縦断設計を行う)▽橋梁予備設計380m(架橋地点の橋梁としてふさわしい橋梁形式を3案選定し、構造特性、施工性、経済性など総合的な観点から技術的特徴、課題を整理し、最適橋梁形式案を明示する)。工期は200日間。
 今回委託する業務は、新名神の35年度全線開通を見据え、当面必要な業務を府が行うもの。4車線化の事業主体は調整中。
 今回の対象区間の西側では、近畿地方整備局が国道24号を4車線化する寺田拡幅事業(城陽市寺田地先〜富野地先、2・1q)を進めており、交通容量の拡大で渋滞の緩和を図る。