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鹿児島建設新聞
2017/03/07

【鹿児島】市立病院跡地にドラマ館 仮設、展示等に4.3億円

 鹿児島市は、2018年1月からの大河ドラマ「西郷どん」の放送に合わせて、市立病院跡地に大河ドラマ館を設置する。総事業費は約4億7000万円を見込み、仮設工事や展示工事などの設置・運営経費約4億3000万円、誘客宣伝事業費や受入態勢整備費約4000万円を充てる。
 施設には、大河ドラマの内容やロケ、出演者に関するものなどを展示し、その魅力を紹介するとともに、舞台となる鹿児島を親しんでもらう内容を盛り込む。
 同館の設置期間は、18年1月から19年1月まで予定。同市では、跡地活用として行う緑地整備の着工時期を18年度から19年度に見直す。緑地整備は17年度、基本計画がまとまり次第、基本設計および実施設計に入る。このほか、甲突川左岸緑地では園路の改修も行う。
 設計・施工・撤去等の業者選定はプロポーザル方式で行う方針。4月にも公告し、6月ごろに決定する見通しだ。
 敷地面積は1.37ha。選定業者の提案を踏まえて、利用面積や配置などを決定していく。約500uを想定した展示館のほか、物販スペースも設置。バスを含めた駐車場は、アスファルトで舗装する。設置期間は19年1月までの1年間を予定。
 観光関係団体等で組織する協議会を3月中に設置し、運営・広報戦略等をまとめる。展示はNHKエンタープライズが行う。
 工事や運営に関する経費は約4億3000万円、誘客宣伝や受入態勢の整備費は約4000万円で、総事業費約4億7000万円を見込んでいる。
 完成予定は10月末。順調に進めば、オープンは18年1月となる。

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