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建設経済新聞社
2017/03/08

【京都】清風荘近くに84室の寄宿舎 RC造5階建、延2670u規模

 国立大学法人京都大学は、京都市左京区田中関田町に学生寄宿舎の新築を計画している。
 規模はRC造5階建、延2670u。日本人学生と外国人留学生の混住型となる。計84室を収容する。
 フロア構成は、1階に個室20室(バルコニー付き)、集会室(約38畳)、電気室・機械室、浴室、洗面・脱衣室、洗濯室、管理人室、倉庫、共用のリビング・ダイニングキッチンなど、2階に個室28室(バルコニー付き)、浴室、洗面・脱衣室、洗濯室、リビング・ダイニングキッチンなど、3〜5階は同じフロア構成で個室12室(バルコニー付き)、浴室、洗面・脱衣室、洗濯室、倉庫、リビング・ダイニングキッチンなどとなる。
 計画地は国指定の重要文化財の清風荘敷地の南東隣接地で、今出川通と鞠小路通の交差点の北西側に位置する京都大学関田団地構内。敷地面積は1567・74u。清風荘庭園から東山大文字の眺望確保に配慮し、文化庁、京都市文化財保護課などと協議し、建物形状を決める。
 建設工期は30年1月から31年2月までの予定。
 京都大学(関田)学生寄宿舎(混住寮)新営その他(建築)設計業務について7日付で簡易公募型プロポーザル方式で公告した。数社を選定し、技術提案書を審査し、4月20日までに担当する設計業者を特定する。設計の履行期限は12月28日まで。