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日本工業経済新聞社(山梨)
2017/03/10

【山梨】2・9億で増設設計など 中央市17年度の庁舎整備

 中央市は、基本設計案を公表してパブリックコメントを実施している新庁舎整備について、新年度に2億9742万円の事業費を投入して増設庁舎の実施設計などを行う。
 当初予算案に盛られた事業費の内訳は、増設庁舎実施設計に5265万円、既存庁舎大規模改修実施設計に2138万円、福祉センター解体工事に1995万円、敷地外駐車場用地購入に1億4400万円など。8日に開かれた市議会予算特別委員会で望月智政策秘書課長が説明した。
 基本設計案によると、現在の田富庁舎敷地西側に増設される新庁舎は、現場打ちプレストレストコンクリート造(PC造)2階建て延べ3817u規模。福祉センターを解体して建設用地として活用し、既存庁舎西側1階トイレおよび2階会議室部分を解体して接続する。
 新年度から実施設計に移り、18年4月の工事着手、19年5月からの供用開始を目指している。基本設計は馬場設計(甲府市塩部)が担当している。