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建設経済新聞社
2017/03/21

【京都】城陽警察署の移転場所決まる 新庁舎延3300u、29年度に設計

 京都府警察本部は、新名神高速道路建設工事に伴う城陽警察署の移転建替えについて、現在地から北側約100mの城陽市寺田庭井を移転先に決めた。
 新庁舎は延約3300u規模で計画している。付属施設(車庫・駐輪場・署長公舎等)は約315u。移転先の敷地は約4100u。
 今後のスケジュール(予定)によると、29年度に基本設計・実施設計、30年度・31年度に新庁舎建設工事を行う予定。32年度に旧庁舎解体工事を行い、32年度末で移転補償事業が終了する。
 新城陽署の建設後に解体する現在の城陽署はRC造3階建、延2196・16u。
 新名神高速道路の大津〜城陽間及び国道24号寺田拡幅工事に伴い、府警が城陽警察署(城陽市富野久保田1−4)を移転、城陽市が消防本部庁舎(城陽市富野久保田1−1)を移転する。
 城陽市消防本部は現在地から南東側の城陽市富野小樋尻1−1他に移転する計画。新消防本部はRC造、延約3700u規模で検討。設計は浦野設計(大阪市中央区)が担当し、実施設計を29年9月末までに行う。城陽市は29年度当初予算案の消坊本部移転整備事業に11億2700万円の債務負担を設定した。期間は29〜31年度。
 今後、29年度に埋蔵文化財発掘調査を行った上で、造成工事や下水工事に取り組み、30年3月から庁舎建設工事に着工する予定。31年8月に完成予定で、その後、通信指令システムを移設する。32年度から新消防本部の運用を開始するとともに、旧庁舎を解体し西日本高速道路梶iNEXCO西日本)へ敷地を引き渡す。