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北陸工業新聞社
2017/03/21

【福井】基本計画、環境評価に着手/福井市新クリーンセンター/PFI検討も

 福井市は17年度当初予算案で新クリーンセンターの整備に向け、ごみ処理施設整備事業に1657万5000円を計上するとともに、債務負担行為として、基本計画等策定事業に限度額1500万円(18年度)、環境影響評価書策定事業に同1億7000万円(18〜21年度)を設定した。
 老朽化が進む現施設(寮町50―41)の後継炉となる、新たなクリーンセンターは26年の稼働が目標。
 16年度には「新ごみ処理施設整備計画及び循環型社会形成推進地域計画策定業務」を中日本建設コンサルタントに委託し、学識経験者らで構成の循環型社会形成推進計画等検討委員会(委員長=高島正信福井工業大学教授)を設置した。
 新年度は建設候補地を固めたうえで、基本計画策定支援業務を委託し、改めて検討委員会を立ち上げるほか、環境影響評価に取り掛かる方針。
 新センターについて東村新一市長は3月議会の提案説明で、環境影響評価を進めるとともに、全体計画やPFI導入可能性を検討する方針を表明。ただ、新年度予算案にPFI関連費は盛り込んでおらず、実際に調査を行うのは18年度以降となりそうだ。

hokuriku