トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北陸工業新聞社
2017/03/24

【新潟】延べ1.3万平方メートル、21年度着工へ/センター病院検討委が報告書/上越市

 上越市は、22日の市議会厚生常任委員会所管事務調査で、「上越地域医療センター病院の改築に向けた在り方検討委員会」による検討結果を説明した。報告書では、現状と同程度の規模を維持し、最短で21(平成33)年度の着工を目指すスケジュールを示している。
 老朽化が進むセンター病院の改築に向け、担うべき役割や必要な医療機能、規模などについて、医師会および病院関係者で構成の委員会で検討を進めてきた。既存施設は主に6つの棟で構成され、規模はRC造1−3階建て延べ1万3810・92平方メートル。病床数は197床。最も古い第1および第2病棟は73年竣工で、老朽化と度重なる増築に伴う施設の複雑化が課題となっている。
 報告書によると、診療科はこれまでと同様に内科(総合診療科を含む)、外科、整形外科、リハビリテーション科、肛門外科を中心とし、病床数も現状維持とする。特徴であるリハビリテーションセンターの機能はさらに充実させる。財政状況を踏まえ、デザインビルドや民間資本の活用など経済性を考慮した整備手法も視野に入れる必要があるとした。
 建設場所に関しては、簡易調査の結果現在地での改築は不可能ではないとされたが、アクセスが分かりにくい上、広大な敷地に低層建物が分散配置されており、空き地が狭く建物の配置が制限されるなど、さまざまな課題が想定される。移転する場合は、現在地から遠くならず、公共交通機関のアクセスが良い場所がふさわしいとした。
 今後、17年度に医療・福祉関係者や行政、公募市民からなる新たな委員会を設け、基本構想を策定する。今回の検討結果を基に、具体的な診療機能や建設予定地、整備手法、概算事業費など取りまとめる。18年度から3カ年で基本計画、基本設計、実施設計を行い、早ければ21年度の着工を目指す。
 17年度当初予算案には、病院改築基本構想策定支援業務委託料に1193万1000円を計上した。

hokuriku