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日刊建設工業新聞
2017/03/27

【鳥取】鳥取都計区域見直し予備審議 琴浦都市計画道路変更を承認

 県都市計画審議会(会長・谷本圭志鳥取大学大学院工学研究科教授)は23日、琴浦都市計画道路の変更を了承したほか、鳥取都市計画区域区分の変更を予備審議した。
 琴浦都市計画道路の変更は、琴浦町赤碕地内のJR赤碕駅北側で国道9号の地蔵町から下市を結ぶ地蔵町下市線について、延長1420bのうち650b区間を削除する。
 山陰道の供用によって市街地の混雑が解消したためで、整備済みの赤碕駅前から下市間770bを残すとともに「赤碕駅前下市線」に名称変更。地蔵町から赤碕駅前まで650bを削除する。
 併せて、大山花見線750bは長期間にわたって未整備となっており、今後も見通しが立たないため全区間を廃止する。
 都計審はこれら見直しを了承し、県は今月末から4月にかけて都市計画決定する。
 また、鳥取都市計画区域の変更を予備審議した。マスタープランの見直しに伴い、区域区分の「線引き」を変更する。
 鳥取市岩倉と同市国府町奥谷の一部は1970年に市街化区域に編入。その後、一部が「土砂災害警戒区域」に指定され、原則として市街化区域に含まれるべきでない地区になった。今後も市街化の見込みはなく、岩倉の0・3fと奥谷の1・4fの計1・7fを市街化調整区域に編入する。
 今後のスケジュールは関係機関と協議後、公聴会、都市計画案を公告・縦覧。今年7〜9月に同都計審で本審議する。