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北陸工業新聞社
2017/03/28

【富山】入賞作品の講評を公表/第8回建設フォトコンテスト/県建設業協会

 富山県建設業協会が審査結果を公表した、16年度第8回「とやま建設フォトコンテスト」の入賞作品7点のうち、特選と部門賞の講評などは次の通り。
総評
 当コンテストは、今回で8回目を迎えました。応募者は16才〜82才までと、幅広い層から多彩な作品、そしてレベルの高い作品が多数寄せられました。応募数135点のうち、入賞作品7点を審査員5名で慎重に審査しました。
 入賞作品は、当コンテストの趣旨に沿った内容の高い作品ばかりです。審査委員長・堀田信一氏(富山県写真連盟委員長)
特選
【松川雨水貯留管】山田正昭氏(撮影場所=富山市)
 災害時冠水しないようにとの目的で建造された地下の貯留管、市民の安全を守る大切な構造物を安定した構図で表現しました。丸みを帯びたトンネルで奥行き感を出すなど、画面構成のうまさが光ります。
働く人部門賞
【合図と調整】水島哲朗氏(撮影場所=魚津市)
 山腹の法面の崩壊防止と緑化の工事、災害を未然に防ぐために重機を扱う作業員の方々の真剣な様子と、現場の緊張感が伝わってくる良い作品です。
物づくり部門賞
【湖上の橋】高田孝悦氏(撮影場所=南砺市)
 生活に必要な道路建設、湖上に懸かる工事途中の橋の中の赤いパイプラインが目を引きます。暗い背景を選んだことで橋と湖上を走る船が強調されました。また、航跡がきれいです。
絆部門賞
【夜明け前の電車通り】松為幸夫氏(撮影場所=富山市)
 市民の足や生活、そして安全安心を守るため朝早くから除雪作業を行う様子がよく表現されています。信号の青と除雪車のオレンジ色の光が、画面を彩っています。
 なお、そのほかの入賞作品である佳作3点の講評などは、同協会のホームページに掲載。

hokuriku