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建通新聞社
2017/03/30

【大阪】守口警察署設計 類設計室が最優秀案

大阪府は、守口警察署の移転新築に向け、基本・実施設計の公募型プロポーザルを行い、最優秀提案者として類設計室(大阪市淀川区)を選定した。納期は2019年1月18日。17〜18年度に基本・実施設計を行い、19〜21年度に建設する予定だ。
 現庁舎は1973年の建設で築後40年以上が経過。施設の老朽化や狭あい化が進んでいる他、エレベーターも設置されていないなど、機能性に大きな課題を抱えている。
 建設計画では、現庁舎の南西約400b先の近接地に新庁舎を建設する。規模は、鉄骨鉄筋コンクリート造または鉄筋コンクリート造で、延べ床面積は5661平方b。敷地面積は2640平方b。建設場所は守口市豊秀町2など。
 現庁舎は新庁舎完成後に解体する。既存規模は、鉄筋コンクリート造地下1階地上6階建て延べ3351平方b。敷地面積は1660平方b。
 今回のプロポーザルには同社の他、▽小西設計・新日本設備計画設計JV▽徳岡設計・E&Sエンジニアリング設計JV▽綜企画設計・総合設備コンサルタント設計JV―の計4者が参加。このうち、警察施設としての特殊な機能を十分に満足させていることや、近隣や景観に対する配慮が行き届いているとして、類設計室の提案を最優秀に選んだ。提案価格は1億円だった。

提供:建通新聞社