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建通新聞社(中部)
2017/03/31

【岐阜】長良川鉄道に新踏切 関市

 関市は、「西本郷一ツ山線」整備の一環で、2017年度当初予算に踏み切り新設費3億2886万円を計上した。工事は鉄道事業者(長良川鉄道)が発注する。4月早々から市と長良川鉄道との協定締結に向けた手続きを進める。現段階では、9月の議会承認に合わせ締結する予定だ。締結後、長良川鉄道が工事を発注する予定。関市 踏切新設場所
 市道1―547号線(旧国道248号)の一ツ山町付近の長良川鉄道美南線の軌道に新たな踏切を設置する。線路から北側の国道418号平和通り3丁目交差点方面に向かう部分の道路はすでに拡幅が完了している。
 残るのは踏み切りの新設と、線路南側の旧国道248号の踏み切りに進入する交差点の整備となる。交差点部分の工事については、すでに契約が完了しており、17年度に着工する予定だ。最後は、交差点と踏み切りをつなぐ取り付け道路を整備し完了となる。18年夏の完成を目指す。
 また、同交差点に設置する信号機は別途施工する予定。踏み切りの信号機と連動させるタイプとなるため、現在県警などの関係機関と調整している。
 踏み切りや連動型信号機の設計は日本交通技術岐阜営業所(岐阜市)が担当した。

提供:建通新聞社(2017/03/31)