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北陸工業新聞社
2017/04/01

【石川】直轄162億、補助615億に/北陸整備局の17年度事業概要/県内分/梯川改修22億、新規は高松歩道整備

 北陸地方整備局は31日、17年度事業概要を明らかにした。県内関係分の事業費は直轄が162億1000万円、補助が615億6300万円となる。
 直轄の新規は、かほく市における国道159号高松歩道整備事業。新たに歩道を整備し、通学生らの安全・安心を確保する内容で、17年度は測量・道路設計に入る。
 17年度の完成事業は、直轄の国道159号金沢東部環状道路金沢市神谷内町〜東長江町間および補助の能美市道木曽街道線(能美根上スマートIC)。東部環状道路では13億3000万円でトンネル設備や舗装工事などを仕上げる。能美市道木曽街道線は7億6000万円で改良工事を促進する。
 大型の継続事業では直轄の国道470号輪島道路事業に26億円、梯川河川改修(能美、白江地区)に22億100万円、補助の一般県道蚊爪森本停車場線および金沢市道大浦・千木町線(金沢外環状道路海側幹線4期)に26億円、主要地方道金沢田鶴浜線(金沢能登連絡道路)に9億6000万円がそれぞれ配分された。
 同事務所では輪島道路で改良工事や橋梁上下部工などを、梯川河川改修で堤防工を、金沢外環状道路海側幹線で橋梁や改良工事を進める計画。
 このほかの直轄では、手取川河川改修(湊地区)に1億9100万円、甚之助谷地区地すべり対策に7億2000万円、柳谷中流砂防堰堤群に2億6700万円、石川海岸小松工区に7億2300万円、国道159号羽咋道路に8億8000万円、金沢港大野地区国際物流ターミナル(航路整備)に4億円、金沢港南地区岸壁(無量寺岸壁)改良に5億5000万円、七尾港大田地区国際物流ターミナル(泊地浚渫)に1億6000万円を充当する。

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