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建通新聞社(中部)
2017/04/03

【岐阜】土岐口財産区のイオン進出地 造成に30億円計上

 土岐市土岐口財産区(管理者 加藤靖也市長)は、イオンモール進出に伴う財産区内の敷地造成工事(1期)を上半期中にも発注したい考え。近く開発許可の認可を取得し、一般競争や指名競争などの発注形態を詰める。工事は2017、18年度の2カ年で予定。今回の造成工事費は財産区事務所の当初予算に18年度までの債務負担行為で30億円を計上している。
 敷地は土岐市土岐津町土岐口字中山の敷地約37・79fで平場面積約20f。工事は1期、2期に分かれる。1期は今回発注する17、18年度に整備するもので、2期は18、19年度または19、20年度に整備するため別途発注する。
 工事では盛り土(粘土採掘場の埋め戻し含む)と切り土、工事用進入路の整備などを行う。全体の盛り土、切り土ともに約130万立方b。1期の概要は未定。今後、詳細を詰める。設計はテイコク(岐阜市)が担当している。
 イオンモール進出は、土岐市土岐口財産区事務所が「中山鉱山周辺土地利活用促進事業」として募集したもので、同敷地内に多機能複合商業施設を建設する。規模は地上2階一部3階建て延べ約10万平方b。駐車台数は4000台以上を確保する。総合スーパー、レストラン、シネマ、大型専門店、スポーツクラブなどが入る。

提供:建通新聞社(2017/04/03)