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日刊建設タイムズ社
2017/04/06

【千葉】広域活性化で社会資本整備計画/県道路整備課/総事業費65・8億円で17路線整備

 県県土整備部道路整備課は「千葉茨城交流圏域における観光振興による広域的地域活性化」と「千葉茨城交流圏域における観光振興による広域的地域活性化(重点)」の社会資本総合整備計画(広域連携事業)をまとめた。茨城県と連携して、圏央道や東関道水戸線などの高規格幹線道路を活かした観光ルートを形成するほか、地域雇用機会の創出につなげて地域活性化を図るとともに、持続可能な都市構造の実現を目指す。
 計画期間は2017〜21年度の5か年。「広域的地域活性化」では、総事業費42億2300万円で、国道356号我孫子バイパスなど9路線などを整備するとともに、広域観光ルート形成のため、空港、IC、鉄道駅から拠点施設へアクセスする道路の整備を行い、茨城県と共同で観光PRを実施。
 また「重点」では、総事業費23億6400万円で国道297号松野バイパスなど8路線を整備。拠点施設へのアクセス時間を短縮させ、周遊効率性を高める。
 本県と茨城県は、成田国際空港や茨城空港を活用したインバウンド観光の推進及び首都圏や国内線の就航先を中心とした国内誘客の促進に取り組んでおり、その効果を千葉茨城交流圏域(千葉県東葛地域・北総地域・東総地域・南房総地域、茨城県南地域・鹿行地域)に広げるため、圏央道や東関東自動車道水戸線などの高規格幹線道路を活かした観光ルートを形成することで、広域的地域における旅行消費の拡大、地域の雇用機会の創出につなげ、地域活性化を図る。さらに、人口減少や高齢化に対応した「コンパクト+ネットワーク」の形成を図るため、より利用しやすい観光ルートを形成し、持続可能な都市構造の実現を目指す。
 事業の内容は次の通り。(@事業内容A総事業費B実施期間)
 【千葉茨城交流圏域における観光振興による広域的地域活性化】
 ▽国道356号我孫子バイパス(我孫子市)=@L0・8qA5億3000万円B17〜21年度▽国道356号安食バイパス(栄町)=@L0・3qA3億9300万円B17〜21年度▽国道356号小見川東庄バイパス(東庄町)=@L4・0qA9億7200万円B17〜21年度▽船橋我孫子線柏市大島田(柏市)=@L0・4qA7億4000万円B18〜21年度▽多古山田線多古町南玉造(多古町)=@現道拡幅L0・4qA7900万円B17〜18年度▽成田小見川鹿島港線香取市沢(香取市)=@L1・0qA2億8000万円B17年度▽下総橘停車場線東庄町新宿(東庄町)=@L1・0qA8億8000万円B17〜19年度▽愛宕山公園線銚子市天王台(銚子市)=@L0・9qA1億2500万円B18〜21年度▽旭小見川線旭市清和甲(旭市)=@L0・3qA2億1400万円B17〜19年度▽千葉茨城交流圏広域観光推進事業=@パンフレットの作成等A1000万円B21年度
 【千葉茨城交流圏域における観光振興による広域的地域活性(重点)】
 ▽国道297号松野バイパス(勝浦市)=@L1・9qA5億7100万円B17〜19年度▽国道465号大森バイパス(富津市)=@L0・6qA4億3900万円B17〜21年度▽夷隅太東線いすみ市岬町桑田(いすみ市)=@現道拡幅1・0qA2億1300万円B17〜19年度▽夷隅長者線いすみ市細尾(いすみ市)=@現道拡幅L0・9qA1億4700万円B18〜21年度▽小田代勝浦線大多喜町小沢又(大多喜町)=@現道拡幅L0・4qA3億3000万円B17〜19年度▽鴨川保田線鋸南町市井原(鋸南町)=@現道拡幅L0・5qA3億3100万円B17〜21年度▽館山大貫千倉線館山市古茂口(館山市)=@現道拡幅0・6qA8300万円B17〜19年度▽小櫃佐貫停車場線富津市桜井(富津市)=@現道拡幅L0・5qA2億5000万円B18〜21年度k_times_comをフォローしましょう
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