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日本工業経済新聞社(茨城)
2017/04/04

【茨城】最優秀提案者にパシフィックコンサルタンツ/市庁舎等建設基本構想プロポ

 下妻市は3月22日、市庁舎と周辺施設などの建築基本構想策定業務の公募型プロポーザルで、最優秀提案者としてパシフィックコンサルタンツ活城事務所(水戸市)を選定した。4月中の契約を目指していく。事業期間は2018年3月30日まで。
 市は庁舎の老朽化や機能の分散などから、本庁舎や千代川庁舎をはじめ市民文化会館などの周辺施設の再編・統合に向けて建設基本構想を策定する。委託上限額は税込み1200万円で、17年度当初予算には委託料1200万円を確保している。
 プロポーザルには全2者が応募。3月21日にプレゼンテーション・ヒアリング審査を実施し、パシフィックコンサルタンツを最優秀提案者に決めた。
 今後、庁舎などの現状や建設の必要性を整理し、庁舎建設における基本的な考え方の方針を策定する。また、想定規模や配置、建設場所の比較、事業計画など具体的な検討に入るほか、庁舎建設推進本部や検討市民会議の運営支援なども行う。早ければ年内にも基本構想案をまとめ、パブリックコメントを実施したい考えだ。