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日本工業経済新聞社(茨城)
2017/04/05

【茨城】常総広域事務組合が17年度予算に廃棄物保管用コンクリート整備費

 常総市、取手市、守谷市、つくばみらい市で構成する常総地方広域市町村圏事務組合(管理者=松丸修久守谷市長)の2017年度予算案が3月30日に可決された。主なものでは、指定廃棄物を保管するコンクリート整備工事に2億3053万9000円、常総運動公園の体育館床改修に6318万円、照明改修に4590万円、屋外スライダープールかさ上げ工事に1404万円、公園全体の改修に向けた基本構想策定に761万4000円を計上した(3面に主な事業)。
 歳出総額は61億1867万1000円で、前年度比5・5%増。
 まず衛生費では、指定廃棄物を保管するためのコンクリートボックス整備に工事費2億3053万9000円と施工監理費521万3000円。現在は守谷市大木地内で、廃棄物の入ったドラム缶をフレコンバッグに入れて保管しているが、昨今多発している水害に備えて、厚さ30p以上のコンクリートの箱を設置する。予定工期は7カ月。
 土木費では、常総運動公園(守谷市野木崎4700)の体育館の床改修に6318万円を計上。面積はバスケットコート2面分で1559u。また、同体育館の照明LED化工事に4590万円、遮光カーテン取り付け工事に1420万円を予算化した。
 東日本大震災の影響で沈下した屋外スライダープール(水深80p、3レーン15m)のかさ上げ工事には1404万円。運動公園全体の改修に向けた基本構想策定委託には761万4000円を配分している。
 なお、14年度から4カ年で計画していた運動公園内の給排水整備工事は、最終の第4期工事を次年度に延期する。
 消防費では、水海道署北出張所(常総市大生郷町2631−1)とつくばみらい署(つくばみらい市福田759)の耐震診断費用として1010万円を計上した。