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建通新聞社(中部)
2017/04/12

【愛知】三好ケ丘駅周辺整備で設計開始 みよし市

 みよし市は、三好ケ丘駅周辺の再整備を計画しており、2017年度事業で駅前広場や交差点、道路の基本・実施設計に着手する。現在、駅前の交差点改修などについて警察と協議を進めており、4月以降早期に設計を委託する。当初予算には事業費として1730万円を盛り込んだ。
 計画では、駅前広場面積約6000平方bをはじめ、駅前交差点や同交差点から「三好丘駅西」交差点までの延長約200bを対象に再整備を行う。同市では16年度に基本方針を策定し、現状に沿った計画案や大幅に見直す案、中間案の3案を打ち出した。同案を踏まえ基本方針に基づき、基本設計や実施設計をまとめる。
 基本方針では駅前広場のうち、カリオンハウス北側に広場を設けることや、現状の4車線道路を2車線にして、南側に大きな幅員の歩道を設けるなどの案が出ている。同市では、警察との協議を含め、基本設計で具体化させる方針。今後、17年度に基本・実施設計を行い、18年度に工事着手する予定。工期は2〜3年程度を見込んでいる。
 名鉄豊田線の三好ケ丘駅周辺は、開発当初は閑静な住宅地を目指し、土地区画整理事業により宅地整備を実施。現状では通勤や通学の乗降客が利用するだけの駅となっている。また、駐輪場の不足や駅前ロータリーの車両混雑などが課題となっている。市では、こうした課題の解消を図るとともに、魅力づくりによるにぎわいのある駅周辺の再整備を目指す。

提供:建通新聞社