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建通新聞社(神奈川)
2017/04/10

【神奈川】川崎市 福祉センター跡地施設 小川組らのグループが落札

  川崎市は、「福祉センター跡地活用施設整備事業」について設計・施工一括の総合評価一般競争入札を実施し、小川・山根・露木・野州・相和技研グループを落札者に決定した。落札額(市の買い取り価格)は、19億4345万円。落札グループの構成員は、代表構成員が小川組、その他の構成員は山根工務店、露木建設、野州工業、相和技術研究所神奈川事務所。今後は7月に基本協定を結んで設計に着手し、10月に既存建物の解体にかかる。新築工事は19年1月に開始し、21年1月の完成、同3月の供用開始を目指す。
 落札者が提案した建物は鉄筋コンクリート造8階建て延べ1万3969平方b。このうち市が買い取るのは4091・8平方bで▽(仮称)南部リハビリテーションセンター▽(仮称)福祉総合研修センター▽(仮称ウェルフェアイノベーション連携推進センター―となる。また残りの、民間施設機能は▽特別養護老人ホーム▽障害者入所施設―が入居する。建設後に、特別養護老人ホームなどの設置運営法人である三篠会(広島市安佐北区)と川崎市は整備事業者から一括で買い取る。建設地は川崎区日進町5ノ1。
 今回の入札には落札グループを含めて3グループが参加。総合評価点(155点満点)は、落札者グループが118・8点、大和ハウス工業・オキ・コーポレーションJVが100点だった。関東建設工業・奧野設計JVの入札金額は問い取り価格超過のため不合格となった。
 提供:建通新聞社