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鹿児島建設新聞
2017/04/13

【鹿児島】国道10号鹿児島北バイパス/花倉橋等で詳細設計

 九州地方整備局鹿児島国道事務所は、国道10号の整備を進めている。鹿児島北バイパスには2017年度、6億2000万円の配分があり、花倉橋(仮称)や護岸工、道路の詳細設計等を予定。白浜拡幅には1億8500万円を充て、姶良市側の4車線化に向けた脇元高架橋を簡易公募型で委託する計画だ。 

 北バイパスの区間は、鹿児島市花倉町から同市小川町までの延長約5.3km。1992年に工事着手し、1.2km(暫定0.9km含む)が供用している。15年度に都市計画変更を行い、山岳トンネル(約2760m)を含むルートに決まった。 
 橋梁は2基の計画があり、終点側の坑口と祇園之洲島を結ぶ祇園之洲橋の上部工形式はコンクリート橋を予定している。詳細設計は16年度にオリエンタルコンサルタンツで実施。JR日豊本線と国道10号をまたぎ、起点側の坑口を結ぶ花倉橋は17年度に実施する。 
 起点側は、公有水面埋立に向けて、漁業の操業等の実態調査や影響予測調査、補償金の算定等を行った。 
 また、白浜拡幅の起点は姶良市脇元、終点は鹿児島市吉野町上ノ村の延長7.3km。残る3.4kmの現道を4車線化する。橋梁は、姶良バイパスと接続する脇元高架橋(180m、鋼2径間連続非合成箱桁+PC3径間連続中空床版)の1基がある。今後、公有水面埋立に向けた漁業影響調査等も計画している。

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