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建通新聞社(中部)
2017/04/20

【愛知】小坂井地域交流館の設計を公募 豊川市

 豊川市は、小坂井地域交流会館(仮称)設計業務の事業者を、公募型プロポーザルで募集している。5月1日まで参加表明書を受け付け、書類審査とプレゼンテーションを経て、7月25日に審査結果を通知する。
 同市が3月に策定した「小坂井地区公共施設再編整備基本計画」に基づき、小坂井庁舎や小坂井生涯学習会館がある豊川市小坂井町大堀10他を事業予定地とし、新たな交流会館を含む公共施設の再編整備を実施するため、同事業の設計者を募集する。
 施設規模は、2階建て延べ2700平方b。支所機能や生涯学習・コミュニティー機能の他、児童館機能、図書館機能を導入する。敷地面積は7807平方b(公図面積は8766平方b)。基本設計は2018年2月28日まで。実施設計は18年3月1日から19年1月15日まで。
 選定方式は、2段階で審査を実施する公募型プロポーザルを採用。第1次審査で、第2次審査での提案を求める5者程度を選定する。第2次審査でプレゼンテーションとヒアリングを実施し、最優秀者と優秀者をそれぞれ1者選定する。
 募集スケジュールは、5月1日まで参加表明書を受け付け、同22日までに技術提案書を提出する。6月12日ごろに第1次審査、同13日に結果通知と第2次審査参加要請、6月13日〜7月14日まで技術提案書を受け付け、7月19日ごろに第2次審査を行う。第2次審査の結果通知は同25日。
 応募資格は、一級建築士事務所の単体もしくは2者か3者の設計企業体とし、総括責任者および「建築意匠」「構造」「電気設備」「機械設備」の主任技術者をそれぞれ1人ずつ配置できることなどを求めている。
 設計予算の概要は、総額6320万円で、内訳は17年度に1520万円、18年度に4800万円としている。
 設計業務が順調に進めば、19年度上半期に小坂井庁舎の解体に着手し、下半期から20年度にかけて本体工事を行う。21年度に生涯学習会館・児童館を解体する。業務委託を除く概算の事業費は解体と外構を含み約14億円としている。

提供:建通新聞社