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建通新聞社(岡山)
2017/04/17

【岡山】岡山県卸センター 問屋町にぎわい創出事業の優先交渉権者に天満屋を代表企業とする企業グループを決定

 【岡山市北区】岡山県卸センター(岡山市北区問屋町15ノ11、山本一平代表理事)は11日、問屋町にぎわい創出事業の優先交渉権者に天満屋(北区表町)を代表企業とする企業グループを決定した。構成企業はベルデ企画(北区吉備津)、ティ・シー・シー(北区本町)。 
 同グループが提案した内容は、コンセプトが「『今』の問屋町を守り、『新しい』魅力をプラスした街づくり」、「『今』問屋町で暮らし、働く人と、『新しく』住む方、働く方、来訪される方を繋ぐコミュニティの創造」、「『過去』と『今』そして魅力的に成長する『未来』の問屋町の発信拠点」。既存の周辺店舗と共存しながら新たなにぎわい創出となる物販・飲食店舗、広域エリアからの集客が期待できる住宅展示場、地元コミュニティーと新たな街を繋ぐイベントや施設計画。今後、優先交渉権者と詳細な事業内容について検討を進めていく。
 詳細な内容が確定した段階で事業内容などについて、同グループが発表することになっているが、現在のところスケジュールは未定としている。
 問屋町にぎわい創出事業は、卸センターのシンボル的な役割を担ってきたオレンジホール(鉄筋コンクリート造2階建て延べ1915平方b)が老朽化していることから解体して、その跡地6970平方b(駐車場含)を借地利用し、新たなにぎわいを創出する事業者を募集していたもの。解体時期についても同ホールの使用が終わる6月末以降という以外、現在のところ決まっていない。

「提供:建通新聞社」