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建通新聞社四国
2017/04/18

【香川】公営住宅等整備 6団地で景観改善など

 香川県は2017年度の公営住宅等整備で、木太川西団地(高松市木太町)や一宮団地(高松市寺井町)など6団地の景観改善他整備に取り組む。対象は▽木太川西団地▽一宮団地▽西春日団地(高松市西春日町)▽元山団地(高松市元山町)▽国分寺団地(高松市国分寺町)▽太田団地(高松市太田上町)―の6団地。
 木太川西団地は6棟のうち、2号棟の景観改善、住戸改善、エレベーターの設置や3点給湯設備設置を進める。既存棟は鉄筋コンクリート造5階建て延べ2579平方b、2DK×50戸。主にバリアフリー化を内容とする住戸改善の他、外壁改修や屋上防水改修(シート防水更新)の景観改善に着手する。この他、3点給湯設備整備とエレベーター設備を1基設ける。
 入居者を木太コーポラスへ仮移転完了後の工事着手となるため、景観改善、住戸改善は下半期の工事発注を見込む。設計は建築を佐々木環境工房(高松市)、設備をモリ設備プラン(丸亀市)が担当。
 一宮団地景観改善の対象棟は、鉄筋コンクリート造3階建て延べ1801平方b。24戸、1982年建築。上半期内に工事着手する予定。
 西春日団地は14号棟(鉄筋コンクリート造5階建て延べ1166平方b、3DK×20戸、75年建築)の景観改善と団地全体596戸のガス配管改修を上半期内に工事着手する。ガス配管改修は屋外にある地中埋設のガス配管を、耐久性のあるものに更新する。
 元山団地は5号棟(鉄筋コンクリート造5階建て延べ2045平方b、2DK・3DK、28戸。69年建築)の景観改善を上半期内早期に工事発注する。この他、9号棟(鉄筋コンクリート造6階建て延べ1645平方b、24戸)と10号棟(鉄筋コンクリート造8階建て延べ2184平方b、32戸)で老朽化しているナースコール設備を改善する。
 国分寺団地は団地内(鉄筋コンクリート造3〜4階)の空き家を対象に新規に10戸分の3点給湯設備の設置工事に取り組む。上半期早期に工事着手する。
 太田団地は1号棟、2・4号棟が改修済み。今回3号棟(鉄筋コンクリート造5階建て延べ1931平方b、30戸。76年建築)の景観改善に取り組むため実施設計を年度内早期に委託する。

提供:建通新聞社