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建通新聞社(中部)
2017/04/20

【三重】津市 西が丘小、久居中など大規模改造

 津市は、小・中学校施設の整備の一環として、西が丘小学校、久居中学校の校舎棟の大規模改造を計画、2017年度に設計を実施する。順調に進めば6月ごろの入札執行を目指して発注準備を進める。工事は予算措置ができれば、18年度から3カ年をかけて実施する計画だ。
 西が丘小学校は、普通教室・管理棟を1975年に建設以降、校舎棟などを順次増築し、渡り廊下で接続し一体化した校舎となっている。規模は、鉄筋コンクリート(RC)造3階建て延べ6276平方b。旧耐震基準の校舎は耐震化済みとなっている。同校では、16年度に敷地内の北西角地に校舎棟(RC造2階建て延べ304平方b)を増築しており、同校舎と体育館を除いた校舎棟、渡り廊下が工事の対象となる。所在地は長岡町800ノ437。
 久居中学校は、2棟の校舎が南北に並び、中央部で渡り廊下により接続されている。2棟ともに74年に建設。規模は、管理教室棟がRC造4階建て延べ4328平方b、特別教室棟がRC造3階建て延べ2343平方b。校舎は耐震化済みとなっている。体育館は、今回の工事には含まれていない。所在地は久居西鷹跡町494。
 大規模改造の基本的な考え方は、内外装の改修、屋上防水、配管類の取り換え、バリアフリー化など全面的な工事を想定しており、設計で詳細を詰める。
 工事計画では、学校運営を行いながら3カ年をかけて、施工箇所を移動させながら順次工事を進める考えだ。併せて、小・中学校の普通教室を対象に設置するエアコン整備も同時施工する計画。

提供:建通新聞社