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建通新聞社四国
2017/04/21

【高知】


土佐清水市は、爪白キャンプ場を整備するため、測量設計を早ければ6月に外注する。
 計画概要では、北側の現在駐車場がある敷地にキャンプ用具の貸し出しなどを行うウッドデッキ付きの管理棟(平屋370平方b)を建設する他、キャンプ場内に歩道・四国の道を自然環境に合うように拡幅し車道として利用できるようにすることや、既設パーゴラを改修し給水整備や照明を設置、外壁も塗装して炊事棟とする。またシャワー棟の内部改修や温水化、扉設置などを行い、トイレ棟にも扉を設置する。ステージも柱の撤去や外壁塗装を行う。北側のテント設営場所にはモバイルハウス(幅6・1b、高さ3・2b)を15棟設置する予定。モバイルハウスは基本計画作成を担当したスノーピーク(新潟県三条市)の既存商品をより雨風などに耐えうるよう改良する計画で、緊急時などでは移動して活用することも想定している。
 17年度に行う測量設計では、キャンプ場の敷地を確定させるための測量や管理棟建屋の設計、配置図の詳細な計画策定などを一括して外注する見通し。17年度当初予算には事業費3715万円を計上している。工事発注は18年度を予定。
 市では観光資源として竜串地区のジオパークPRを行っており、また隣接する足摺海洋館の建て替え計画を県が進めている状況で、同キャンプ場も一体的に整備を行うことで利用者の増加などを見込んでいる。

提供:建通新聞社