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建通新聞社(静岡)
2017/04/24

【静岡】静岡県静岡市 三保ビジターC建築を9月に公告

 静岡市は、三保松原ビジターセンター建設で、建築を総合評価方式・簡易型T型で9月に公告する。設備は、電気、給排水衛生、空調換気に分け、10月以降に総合評価方式・簡易型T型で公告する。昇降機設備も別途発注とし、技術資料提出型で年内発注を目指す。
 現在は、実施設計を進めるとともに、文化庁への現状変更許可申請手続きを行っている。同申請の認可が下りれば、2020年度末の開館を目指し、工事発注手続きに移行する。建築工事については、現時点では11月議会案件の方向だが、確定はしていない。
 規模は、鉄筋コンクリート造2階建て延べ約1000平方b。施設内容は、1階に展示室、エントランスホール、木材を基調とした通り土間、事務室、ミュージアムショップなどを配置。2階には松原サポートセンター、ギャラリー廊下・体験展示スペース、多目的会議室、緊急避難場所としても利用するテラスなどを予定している。
 工期は12カ月間、事業費約7億円を想定している。建設地は清水区三保の羽衣公園1・6f内の約2000平方b。
 基本、実施設計は、建築設計をアプルデザインワークショップ(東京都文京区)、展示設計をトータルメディア開発研究所(東京都千代田区)が担当している。
 並行して、公園整備や展示工事も進めることにしている。

提供:建通新聞社
(2017/4/24)

建通新聞社 静岡支社