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北陸工業新聞社
2017/04/26

【石川】6月中の入札で調整/矢田新支所製氷・貯氷施設/県漁協/設計・監理は浦建築研

 石川県漁業協同組合(金沢市)は、七尾市矢田新町の矢田新支所で計画する「製氷・貯氷施設」について、6月中に入札で施工者を選定する方向で調整している。7月の着工を目指す。これまでに、設計・監理業務を浦建築研究所(金沢市)に委託し、施設内容の具体化を進めている。
 矢田新支所では、1963(昭和38)年ごろに整備された既存製氷施設が老朽化し、不具合が生じていることから、今後の供給体制の強化を図るため敷地内に新設する。建設規模はS造平屋建て延べ約1000平方メートルで、日産20トンの氷を製造。貯氷能力には400トンを見込む。来年3月下旬の完成を目指す。
 新施設の完成後、既存製氷施設は閉鎖される。
 総事業費は約6億6000万円で、このうち七尾市昨年度3月補正予算に矢田新水産鮮度保持施設整備事業費補助金3億2500万円が配分されている。

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