トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北陸工業新聞社
2017/04/26

【新潟】「連携した事業推進を」/県市議会議長会が米山知事に要望

 新潟県市議会議長会は25日、県庁に米山隆一知事を訪ね、交通インフラの整備促進など各自治体と連携した事業推進を要望した。
 この日は、市議会議長会から会長である関正史長岡市議会議長、副会長の内山米六上越市議会議長、小川徹新発田市議会議長、相談役の高橋三義新潟市議会議長が出席し、「上越新幹線および北陸新幹線と信越本線との確実性・速達性の高い接続の実現」、「羽越本線の高速化推進および白新線整備促進」、「地域高規格道路松本糸魚川連絡道路の整備促進」、「上越魚沼地域振興快速道路の整備促進等」、「(仮称)国道116号吉田バイパスの早期事業化」、「クルーズ客船寄港に向けた港湾施設の整備」を求め、米山知事は県の主導だけでなく関係機関との連携が重要であるとの見解を示した。
 また、高橋相談役は県が策定を目指す総合計画に触れ「市町村との連携も重要」と語り、米山知事は「要望を聞きながら盛り込んでいきたい。連携することで無駄が省ける」との考えを示した。小川副会長は「新発田市は新庁舎が開庁するなどハードは整ったが人口減少の課題が残る」とし、白新線の複線化などの協力を求め、米山知事は人口増を焦点に挙げ「首長だけでなく議会とも積極的に交流していきたい」と連携を約束した。

hokuriku