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建設経済新聞社
2017/05/01

【京都】二条城前に延約2万uのホテル 200室規模、清水建設が参画

 三井不動産梶i代表取締役社長菰田正信氏、東京都中央区日本橋室町2丁目1−1)は、取得した京都市中京区の京都国際ホテル跡地に大型ホテルを建設する。開発代理者は清水建設関西支店一級建築士事務所(大阪市中央区・06−6263−2829)。
 計画によると、二条城の東側に位置する京都市中京区油小路通二条下る二条油小路町284他2筆の敷地7459・88u(商業地域及び近隣商業地域)に、S造一部SRC造地下1階地上4階建、延2万u程度(建築面積5000u程度)のホテルを建設する。ホテルが約1万8400u、飲食店が約1600u。建物最高高さは15m。
 フロア構成は、地下1階に機械式駐車設備、1階にエントランス、レストラン、客室、2〜4階に客室を配置する。客室数は200室程度。駐車台数は30台程度(サービス用含む)。
 旧ホテルを運営していた藤田観光梶i東京都文京区)は、老朽化等からホテルの土地・建物を阪急不動産梶i大阪市北区)に売却し、26年12月に所有権が移転。ホテルの解体工事を三貴(大阪市都島区)で進めている。建屋解体工事を6月末頃、敷地周辺道路補修工事を7月末頃に完了させる予定。
 その後、三井不動産が温泉掘削工事を開始。並行して既存門移築工事、建屋新築準備工事に着手する。建屋新築工事の着工は30年1月頃、完成は32年2月末頃となる見通し。