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北陸工業新聞社
2017/05/08

【福井】竹内清志氏が旭日双光章/消防防災業界の礎と発展貢献

 17年春の叙勲において、旭日双光章に輝いた一般社団法人福井県消防設備協会前会長の竹内清志氏(紫光産業会長)。
 消防用設備の設計施工など、卓越した知識や技術と探究心で、誠実かつ適正に業務を遂行、適正な設置などに尽力し、消防防災業界の礎と地位の確立・発展に貢献してきた。
 点検報告制度の普及では法制化後、重要性を深く認識し、普及・啓発に努め、点検報告制度の定着にも尽力。
 消防設備協会の運営では、設立発起人の一人で、業界の発展と消防設備士の向上に配意、使命感と責任をもって、業界をけん引。13年の一般社団法人の移行では、先頭に立っ
て渉外業務を進めた。
 「普段から、真面目に確実に、正しく仕事をすることを心掛けてきた。社員とお客さまに大切にして頂いての受章だと思う」と感謝の気持ちを忘れない。
 消防業界は毎年のように法令が変わる。「大きな災害が起きるとそれに対して業界として対応が必要。何もないことが一番いいのはもちろんだが、何事もおこらないために、適切な用意が必要となる」と自身の役割を認識、遂行するために努力を続ける。
 仕事については「地道に進めることが大切だと思う。何段も飛ばして上がるより、一段一段着実に歩むことが大切。深夜の対応などもあり苦労もあるが、お客さまに寄り添い、安全に向けて頑張っていきたい」と受章を契機として、志を新たに、日々の業務にまい進を続ける。

たけうち・きよし
74歳 69年に竹内防災を設立、その後紫光産業に商標を変更し、今年で48年目を迎える。好きな言葉は「克」。常に自身と向き合い、力を尽くしてより良い自分を目指す。

hokuriku