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日本工業経済新聞社(山梨)
2017/05/11

【山梨】甲府市校舎の老朽化リニューアル 来週中に建築主体公告

 甲府市は、小・中学校校舎の老朽化リニューアル工事(建築主体)の総合評価一般競争入札公告を来週早々にも告示する。電気設備一部と機械設備の公告は今月中旬を予定。来月上旬には、電気設備の指名競争入札が執行されそうだ。
 対象となる施設は、小学校で里垣小、湯田小、国母小、新田小、玉諸小、中道南小、貢川小、大里小。中学校で西中、南西中。
 工事内容は、屋上防水、外壁クラック補修、内壁、床改修、サッシ取り換え、省エネタイプの照明、トイレのドライ化(ビニールシート張り替え)などで、建築年数がおおむね25年以上の校舎や屋内運動場などを対象に機能回復に向けて改修する。
 昨年度の工事額の平均は、建築主体が約5000万円以上、電気設備が200万円以上、機械設備が1000万円以上−。
 工事など事業費は、昨年度12月補正予算により11億5800万3000円、本年度当初予算に9995万円を確保(屋内運動場含む)している。
 リニューアル工事計画は、本年度で3年目。期間は7カ年から10カ年で、設計委託を含め総事業費を約70億円を見込む。
 財源も厳しく計画自体の見直しも出てくることが予想されるが、約25校(50施設)を整備していく。