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建通新聞社四国
2017/05/12

【徳島】徳島県 西部防災公園物資集積施設を6月

 三好市と美馬市の境界付近の吉野川河川敷一体を「西部健康防災公園」として整備する計画を進めている徳島県は、公園内に建築する「物資集積施設」について、建築を6月末までに工事発注する。工事は建築(特A級)、電気(A級)、管(A級)に分離して一般競争入札(総合評価)する予定。順調なら10月中の着工を目指し、必要な手続きを進めていく。
 計画規模は鉄骨造平屋約1670平方b。美馬市美馬町にある四国三郎の郷東側、吉野川河畔ふれあい広場(パークゴルフ場)北側の一画に整備する。平時は屋内練習場として、また、非常時は防災倉庫として活用する施設になる予定。設計は宮建築設計(徳島市)が担当。
 事業では、吉野川左岸に位置する美馬野外交流の郷(四国三郎の里)と美馬市吉野川河畔ふれあい広場、三好市が建設工事を進めている吉野川三野運動公園(仮称)の3公園に加えて、国が整備する中鳥河川防災ステーション(仮称)を防災拠点と位置付け、総面積約50fを対象に「健康増進」と「防災」の機能を備えた公園として一体的に整備する。2016年度に建築工事を発注した「西部防災館」(北岡組が施工、電気・管・空調設備は第1四半期発注)に隣接するよう整備する。

提供:建通新聞社