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建通新聞社
2017/05/15

【大阪】大阪府 6高校でESCO事業募集

大阪府住宅まちづくり部は、四條畷高校など6高校を対象に民間資金活用型ESCO事業(シェアードセイビングス契約)を導入するため、民間事業者からの参加表明書を5月11〜24日に受け付ける。選定結果は8月23日に通知する予定だ。
 対象施設は、▽四條畷高校(鉄筋コンクリート造3階建て延べ1万6681平方b)▽富田林高校(同造4階建て延べ1万4197平方b)▽日根野高校(同造5階建て延べ1万1957平方b)▽大冠高校(同造4階建て延べ1万5368平方b)▽佐野工科高校(同造4階建て延べ1万8220平方b)▽城東工科高校(同造4階建て延べ2万1573平方b)―の6校。
 事業者の提案募集では、省エネルギー率1%以上とし、執務室の蛍光灯ランプをLED照明に改修する提案などの要件を設定。事業者が行う業務は、省エネ改修の設計、施工、ESCO設備の運転・維持管理、光熱水費の保証など。
 最優秀提案を選定後、事業実施に向けた予算確保手続きを行い、予算承認後、府との詳細協議を経て省エネルギーサービス契約(シェアードセイビングス契約)を締結する。契約期間は最長15年で事業者の提案による。
 府の民間資金活用型ESCO事業は、これまで70施設で導入した。年間光熱水費7億8000万円の削減と平均省エネ率26%の効果を上げている。
 今回の対象施設の光熱水費は表の通り。