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北陸工業新聞社
2017/05/15

【富山】高田均支部長を再任/県建設業協会富山支部が総会

 富山県建設業協会富山支部の第64回通常総会が12日、富山市内のホテルで開かれ、16年度の事業報告や収支決算、17年度の事業計画および収支予算を承認するとともに、役員改選では支部長に高田均氏(高田組社長)を再任した。
 この日は会員150人中、83人が出席。冒頭、高田支部長が、「昨年は全国的に災害が多かった。社会資本整備を担う建設企業の一人として、改めて災害に強い国土づくりが必要と痛感した。富山県を安全安心な郷土とするためにも引き続き、安定的・持続的な公共事業予算の確保を要望していく」とあいさつ。
 さらに、「発注機関では受注者が適正な利潤を確保し、技術者の確保・育成ができるよう様々な施策が講じられている。建設企業が地域の社会資本整備の担い手、守り手として必要不可欠であり、この役割を果たしていくには経営の安定が重要との認識が発注者に定着した表れ。今後も適正な運用を強く求めていきたい」と話した。
 17年度重点事業は、▽公共事業予算の持続的・安定的な確保と活力ある安全な県土づくりへの社会資本整備の計画的な推進▽地域に精通する企業が活きる入札・契約制度の改善に関する取組▽施工技術、安全管理、関係法令等への対応▽若年層の入職・定着の促進と社会貢献活動の推進―。
 退任する安久勇悦専務理事は「4期8年は予算削減が続く厳しい時代だったが、皆さんの指導、支援を頂きながら、貴重な期間を過ごせた」と謝辞を述べた。総会後の講演では、富山土木センターの村岡清孝所長、富山農林振興センターの大橋雅樹所長が管内の事業概要などを説明した。
 以下、支部長以外の主な役員(敬称略)。▽副支部長=辻正博(辻建設)、高尾道明(高尾建設)▽常任相談役=竹内茂(婦中興業)▽専務理事=中川直人(新任)

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