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建通新聞社四国
2017/05/19

【香川】三豊署など2件 落札決定基準は適切

 第1回香川県総合評価委員会がこのほど開かれ、県と県警察本部が提案した▽高松南高校校舎棟第2期改築▽三豊警察署新築―の2件について総合評価の技術提案に求める内容などの落札決定基準について審査。いずれも「適切である」との判断を示した。これを受けて県は一般競争入札に向け準備を進めており、早期に入札公告を行う。電気、機械など設備は別途。
 高松南高校(高松市一宮町)の校舎棟第2期改築は1期(西側校舎棟)に続き東側半分の解体跡地に新校舎棟(東側校舎棟)を建設する。工期は約14カ月を見込む。
 規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ約3281平方b(建築面積1317平方b)。第2期改築実施設計はタカネ設計(高松市)が担当。
 県警察本部の三豊警察署新築は、老朽化し手狭な現三豊警察署を移転整備により建て替えるもので、規模は鉄筋コンクリート造5階建て延べ4500平方b(塔屋を含む)。本館、車庫棟、付属棟の他、自転車置き場などがある。建設地は三豊市高瀬町下勝間2351ノ2。
 17年度当初予算に初年度の建築工事費1億6400万円を計上。17〜18年度の2カ年債務として設備を含む工事費13億9500万円の予算を起こした。機械、電気、エレベーター設備は建築に分離し発注する。
 現在の三豊警察署(本館・鉄筋コンクリート造3階建て延べ1024平方b、塔屋付き、分館・軽量鉄骨造2階建て延べ631平方b)は、新警察署庁舎完成後の19年度にも解体する。
 実施設計は斎賀建築設計事務所(観音寺市)が担当した。

提供:建通新聞社