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北陸工業新聞社
2017/05/22

【新潟】秋以降、橋台工を発注/新発田津川線(仮)白川大橋/県土木部/数量計算に着手へ

 新潟県土木部は、主要地方道新発田津川線防安通学路(仮称)白川大橋について、秋以降に橋台工を発注したい考えだ。
 道路建設課によると、秋までを目安に自然公園法に係る調査を実施し、年内に取りまとめ、許可申請まで運ぶ方針。また、数量計算に係る「詳細設計その2委託」を、6月3日に通常型指名競争で開札する。履行期限は9月末まで。順調ならば年内に橋台工を新津地域整備部から発注し、橋脚工については、17年度末にも土木部から発注となる可能性があるという。
 橋長は253・0メートル(支間長73+90+88メートル)で、幅員構成は10・0メートル(2・5+0・75+3+3+0・75メートル)。形式は上部工がPC3径間連続ポストテンション箱桁橋で、河川の流水部への影響を考慮し、張出式架設工法を採用。下部工は逆T式橋台、壁式橋脚(小判型)。基礎工の構造形式は、高さ40メートルのコンクリート橋梁2基を構築するためケーソン基礎(ニューマチックケーソンP1、P2)、場所打杭(A1、A2)とする。
 白川大橋は、阿賀野川を横断して国道49号に直結。白崎地区周辺における通学路を含む交通安全性を向上させ、快適な交通が確保され地域振興への貢献が期待されている。場所は阿賀町川口、吉津地内。16年度当初予算には債務負担行為として限度額4億円(期間は17年度まで)を設定。
 設計は開発技建(新潟市中央区)が担当。
hokuriku