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北陸工業新聞社
2017/05/20

【石川】測量設計、用地補償に着手/県道松本木津線の歩道新設/県道路建設課/事業費に8億円

 石川県土木部道路建設課は、17年度から「一般県道松本木津線」地方道改築事業に乗り出す。同路線中の路肩狭小・歩道未整備区間を拡幅し、片側に歩道を新設する。
 全体計画によると、路線延長は660メートル、幅員6・0(10・5)メートル。整備場所は白山市笠間町地内。今年度は測量設計に着手するほか、一部用地補償にも取り掛かる。
 総事業費に概算で8億円を投じ、22(平成34)年度の完成を目指す。
 松本木津線は金沢美川小松線から国道8号を経由し、白山市木津町へ至る延長約7キロメートル。近隣には白山市立松陽小学校、笠間中学校などが立地するほか、JR北陸本線「加賀笠間駅」へのアクセス道路でもあるが、整備予定個所は人家連担のため、前後区間と比べ路肩が狭く、歩道も未整備であり、事故が発生している状況だった。
 県では、道路幅員の確保による走行性や安全性の向上に加え、歩道新設による通学児童等歩行者の安全確保を図るため、今年度から道路拡幅整備を鋭意進めていく。

hokuriku