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　一般社団法人新潟県測量設計業協会（山岸陽一会長）は２２日、新潟市中央区の新潟東映ホテルで１７年度定時総会を開いた。若手技術者の育成強化や、技術力向上のための取り組みを盛り込んだ事業計画などを審議し、原案通り承認した。
　あいさつに立った山岸会長は「昨年度の協会活動では、担い手確保対策として情報誌への特集記事掲載、ラジオＣＭなどを行い、広く県下へ測量設計業の役割とやりがいをＰＲし、興味を持つきっかけづくりを進めた。今年度は、これらの広報事業とともにアイ・コンストラクション普及のための講習会も継続し、将来を担う若手技術者の育成に積極的に取り組んでいく」と語った。
　議事では、１７年度の事業計画や収支予算を審議し、いずれも原案通り承認。事業計画には、広報活動の推進、測量士等資格取得事業および技術力向上研修の充実、インターンシップによる高校生の受け入れなど、担い手確保に向けた各種事業を盛り込んだ。
　総会終了後、役員功労者および永年勤続者の表彰を行った。役員功労には前会長の古川征夫氏（アルゴス）と前副会長の桑原清一氏（桑原測量社）が選ばれ、山岸会長が両者に賞状と記念品を贈呈した。続いて、美寺寿人新潟県土木部長による「県土木行政の現状と課題」をテーマとした講演が行われた。