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建設新聞社(長崎)
2017/05/24

【佐賀】農業水路約9`で護岸整備

みやき地区に新規着手
   県営クリーク防災事業

 佐賀県は、2017年度から県営土地改良事業(湛水防除・クリーク防災機能保全対策)みやき地区に新規着手する。同事業ではみやき町の農業用用排水路約9`(30路線)を対象に法面保全のための護岸整備を実施する予定で、木柵工の施工延長は約14`となる。事業期間は2023年度までの7年間。総事業費は6億8000万円を見込んでいる。
 同事業では崩壊したクリークの法面を保全する護岸整備を行う。盛土材で復旧した上で水路断面を確保し、法面侵食を防止するために木柵工を施工する。木柵については県産間伐材を利用し、木柵より上面の法面を土羽構造で計画している。
 整備区域はみやき町(東津、寄人、市武、坂口、天建寺、西島、中津隈、東尾、江口、白壁)となり、受益面積は田や畑など合計で約1613f。農業用用排水路9020bを対象に木柵工1万4645b(右岸約7219b、左岸約7426b)を施工する。
 総事業費の内訳は▽工事費5億8600万円▽測量試験費4100万円▽用地補償費2100万円▽工事雑費1260万円▽事務費1940万円―となっている。
 県では17年度事業費として3675万円を予算計上している。
ksrogo