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日刊建設タイムズ社
2017/05/25

【千葉】シアターワークショップを選定/茂原市/市民会館基本構想策定支援/複合化、多機能化を検討

 茂原市企画政策課は24日、「(仮称)茂原市民会館建設基本構想策定支援業務」の選定結果を公表した。公募型プロポーザルを実施していたもので、2者が参加。22日にプレゼンテーションを実施し、シアターワークショップ(東京都渋谷区神宮前6―23―3)が最優秀企画提案者に選定された。
 今後、1011万9600円(消費税込み)を限度に委託契約を締結する。委託期間は2018年3月30日。業務内容は@現施設の状況把握及び課題整理A(仮称)茂原市民会館建設の基本的な考え方B会議の運営支援など。
 既存の市民会館と中央公民館は同一敷地内にあり、所在地が茂原101。市民会館は敷地面積が4178・92u。建物は1968年の建設で、規模がRC造3階建て延べ1825・06u。中央公民館は敷地面積が1369・12u。建物は67年の建設で、規模がRC造2階建て延べ1412・18u。いずれも老朽化が著しく、安全性に問題がある。
 このため、市民が安全かつ快適に利用できる施設として(仮称)茂原市民会館を多機能複合施設として整備するため「(仮称)茂原市民会館建設基本構想」を策定する。
 主な業務内容は次の通り。
 【現施設の状況把握及び課題整理】
 ▽利用状況等の把握=現施設及び市内類似施設の現状と課題の把握をするための調査・分析▽市民アンケートの実施=新市民会館建設に向けた市民意向を把握するため、16歳以上の市民2000人を抽出し、アンケート調査・分析を実施▽利用団体への意見聴取の実施=施設を利用している団体等に対して意見聴取等を行い、施設に対する課題等を把握▽類似文化施設を取り巻く現況の調査=他自治体における近年の類似の市民会館や公民館等の施設についての事例を調査し、建設計画や運営方法、民間活用の状況等について調査・分析。
 【(仮称)茂原市民会館建設の基本的な考え方】
 ▽上位関連計画との整合性=@茂原市総合計画A茂原市公共施設等総合管理計画B茂原市生涯学習推進計画C茂原市地域防災計画――に盛り込まれている本施設に関連する施策との整合性を図る▽施設の広域化、複合化、多機能化の検討=近隣自治体とのホール系施設との広域化の検討及び市の公共施設の再編を踏まえた複合化、多機能化の検討を行う▽施設建設に関する検討=施設の建設予定地、規模、必要機能、建設手法の検討を行う▽事業スケジュールの検討▽管理運営・組織の検討=管理、運営組織の検討を行う。
 【会議等への運営支援】
 会議資料の作成、議事要旨の作成等の運営支援を行う。@市職員による庁内検討委員会(3回程度)A専門家による検討委員会(3回程度)B市民参加によるワークショップの開催(2回以上)k_times_comをフォローしましょう
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