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建通新聞社
2017/06/07

【大阪】近畿地整 ICT拡大で舗装対象7件公表

国土交通省近畿地方整備局は、ICT活用工事の対象範囲を舗装工事にも広げ、今後公告する予定の対象案件としてアスファルト舗装7件を明らかにした。土工工事については2017年度も引き続き適用し、59件の発注を見込む。
 ICT舗装工事は17年度から実施。対象工種(工事区分)は、舗装工(舗装、水門)、付帯道路工(築堤・護岸、堤防・護岸、砂防堰堤)。対象種別は、アスファルト舗装工、半たわみ性舗装工、排水性舗装工、グースアスファルト舗装工。対象種別のうち、従来より出来形管理基準と規格値(従来基準)で施工していた工事も対象となる。
 実施方針に示された設定基準によると、まずは、舗装面積3000平方b以上の工事案件を入札公告時にICT活用工事として設定する。このうち、路盤工1万平方b超で予定価格が3億円以上の案件が、発注者指定型(予定価格3億円未満は施工者希望T型)となる。
 路盤工1万平方b未満の案件は、施工者希望U型に設定される。
 土工工事については、発注者指定型と施工者希望T型の適用範囲を拡大。発注者希望U型(いわゆる手上げ方式)は範囲を縮小する。
 ICT舗装工事の7件は次の通り(発注時期は全て第2四半期)。
【施工者希望T型】福井バイパス(BP)笹岡地区舗装他(福井県)▽福井BP北地区舗装他(〃)▽福井BP北疋田地区舗装他(〃)▽福井BP玄女地区舗装他(〃)
【同U型】相生有年道路出地区舗装(兵庫県)▽北近畿豊岡自動車道日高神鍋高原IC他舗装(〃)▽北近畿豊岡自動車道宿南地区他舗装(〃)