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北陸工業新聞社
2017/06/08

【福井】首長インタビュー/インフラの老朽化対策/東村新一福井市長(上)/問題意識の高まりを実感/全庁あげてパトロール

 東村新一福井市長にインフラの老朽化対策の重要性に関し直接聞いた。市庁舎で。
 ■福井市は施設マネジメント計画を14年度に策定。総合管理計画も15年度に策定し、そのポイントは?
 市長 学校がとりわけ重要だ。60年代後半(昭和40年代)をピークに建設し、校舎の鉄筋化を図った。以降、老朽化が進むなか、子供たちも減少し、改修計画の立て方が大きな課題。想定をし問題意識はあったが耐震改修の時期が先に来てしまい、老朽化対策はその後になってしまった。また学校は教育の場であるとともに、いざ災害が発生すると避難場所を担う大きな役割と問題点を抱え、いかに計画的に整備を図っていくか非常に重要。
 ■インフラのメンテナンスの必要性に対する雰囲気は醸成されてきているか?
 市長 醸成の気運を確かに実感する。道路舗装でも感じ、特に橋梁やトンネルで万一事故があったら大変と、計画的に全個所を対象にチェックする体制としている。全体的に(いい傾向に)変わってきてはいても、ただそれに応じた財源がなかなかついてこない。そこが大きな問題だと思う。
 ■メンテは地味で目立ちませんが、新築同様に重要。市民にその認識を一層高め広めるいいアイデアは?
 市長 以前から進める、道路を走っていて気が付いたことがあれば、だれからでも、なんでも連絡を入れてもらう体制を敷く。道路は市道、県道、国道とあって言うべき場所がそれぞれ違うが、一旦はすべて市で受けとめ、指摘された個所についてはすぐに手配する。パトロールに出掛け状況把握し、修復を図るというシステム。時間を長くかければかけるほど、そこから問題点が広がっていく危険性があるため素早く対応することが大切。全庁をあげ職員が一丸となって臨むことが望ましい。

15年度に策定した市総合管理計画を踏まえ意欲示す。

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