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北陸工業新聞社
2017/06/09

【石川】宝達志水町議会/宅地造成を基本に計画/寳達町長が志雄中、病院跡地で/民間活力も視野

 宝達志水町議会6月定例会は8日開会し、7氏が一般質問した。答弁で寳達典久町長は、5月に開院した宝達志水病院敷地を除いた旧志雄中跡地と旧志雄病院跡地の利活用策について、宅地造成を基本に計画を進める意向を示した。
 町によると、宝達志水病院東側に位置する旧志雄中跡地は約2万8000平方メートル、今年度中に解体が予定される旧志雄病院敷地は約4000平方メートル。答弁で寳達町長は開発手法に関し「過疎債などによる町での整備を考えているが、民間活力の活用も視野に入れて進める。速やかに検討に着手し、早期に計画を策定したい」と答え、若者の定住・移住促進に意欲を示した。塚本勇仁氏(無所属)がただした。
 保育所・小学校の統廃合計画を白紙に戻し再検討することについて、寳達町長は各地区でのタウンミーティングを7月から実施し、地元住民の声を聞いた上で学校配置のあり方を探る方針とした。保育所は、1981年の新耐震基準以前に建設された3園の耐震診断を行い、今後の統廃合の参考にしたいと述べた。林稔(無所属)、土上猛(同)、久保喜六(同)、林一郎(同)の4氏が関連質問した。
 寳達町長は提案理由説明で、過疎地域自立促進計画の策定に向け、ハード・ソフト事業の洗い出しを行い、今年度中に議会に提出すると述べた。

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