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建通新聞社(東京)
2017/06/14

【東京】東国・相武国 標識改修は全体4560基

 国土交通省東京国道事務所と相武国道事務所は道路標識の高速道路ナンバリング対応で、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会までに計約4560基の標識改修を実施する計画だ。東京国道事務所は17年度に約1000基の改修を実施する。相武国道事務所は本年度に改修に着手し、17〜18年度で概成を目指す考え。両事務所とも19年度末までに完了させる。
 標識改修では、高速道路ナンバリングに対応するとともに、分かりやすい表記名・英語表記、最新ピクトグラムへの更新を実施する。既存標識にシールを張ることを基本とし、既存標識のサイズ内に収まらない場合は、標識自体を交換する。一部は標識を交換することで荷重が変わるため、基礎を施工し直す。
 東京国道事務所管内の改修対象の標識は、全体で約3700基ある。そのうち、シール対応が8割程度、標識交換は約2割を見込む。16年度に改修に着手しており、17年度以降に改修を実施するのは約2700基。本年度は、1000基の改修と並行して18〜19年度に施工する標識の設計を一部で進める。
 相武国道事務所では、約860基が改修対象。標識板を取り換えるのが64基、基礎自体から標識を取り換える必要があると見ている標識が20基程度あり、残りはシールにより改修する。17〜18年度で改修を実施し、19年度は予備期間として17〜18年度に改修が実施できなかった箇所などに対応する考え。

提供:建通新聞社