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日本工業経済新聞社(埼玉)
2017/06/13

【埼玉】さいたま市測協がさいたま市職員研修を開催

 さいたま市測量設計業協会(渡邉英樹会長)は9日、さいたま市職員研修センターで2017年度技術職員初級研修と土木技術職員上級研修を開催した。渡邉会長は初級研修の冒頭に「測量は皆さんが一番最初に携わる業務になると思う。わからないことがあれば質問してほしい」と求めた上で「1日に日本版GPS衛生みちびき2号機が打ち上げられた。将来的には7機体制を目指すとされており、測量における精度向上や作業方法の変化が想定される」と展望した。
 今回で10回目となる初級研修は会員企業の約20人が講師を務めた。
 17年度に採用されたさいたま市職員26人は、路線測量と用地測量の概要などについて説明を受けた後、屋外へ移動。測量機器に触れながら作業手順や使用方法を学んだ後、近くの電子基準点に移動し、現地確認を行った。
 また、上級研修は採用後3年以上の市土木技術職員など11人を対象に開催した。
 賛助会員の埼玉測機社が3D計測の現状について説明したほか、MMS・据置型3Dスキャナー・計測用UAVなどの実機見学を実施。さらに、日本大学理工学部交通システム工学科の藤井敬宏教授が講師を務め、都市と環境〜道路を取り巻く環境問題〜をテーマに講演を行った。