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北陸工業新聞社
2017/06/17

【新潟】延べ1万平方メートル規模に縮小/新庁舎基本設計見直し案/柏崎市

 柏崎市は、16日に開かれた市議会新庁舎建設特別委員会で、新庁舎建設基本設計の見直し案を報告した。RC一部S造4階建て延べ9998・0平方メートル(建築面積4501・1平方メートル)規模とし、当初の計画から3000平方メートル程度縮小した。
 新庁舎は当初、RC造4階建て延べ約1万3000平方メートルで計画。16年12月に就任した桜井雅浩市長が規模見直しの方針を打ち出し、コンパクト化に向けた協議を進めていた。見直し案によると、新庁舎は本体棟と車庫棟S造平屋建て1464・0平方メートルの2棟構成とし、本体棟床面積の内訳は、1階が3694・7平方メートル、2階が2231・3平方メートル、3階が2175・2平方メートル、4階が1896・8平方メートルとなる。
 1階は市民窓口と交流スペースが中心。エントランスホールと市民ロビーに隣接して多目的会議室や売店、FMラジオ局のスタジオを設ける。また、議場の配置を1階に変更した。2階から4階は主に執務スペースとなり、2階に議会事務局と議員控室、3階に災害対策本部会議室を置く。出入口は東西2カ所に設ける。基礎免震構造の採用は当初の計画通りとし、変更はない。既存庁舎は23年度以降に解体するとした。
 近く基本設計をまとめ、実施設計に着手。18年度の着工を目指す。設計は、佐藤総合計画(東京都墨田区)が担当している。

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