トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社四国
2017/06/20

【徳島】徳島市の陸上競技場MS改修 4四半期入札

徳島市は、老朽化した陸上競技場メインスタンドの改修事業に着手するため、工事を第4四半期に入札する。事業費の一部3900万円の計上と3億1900万円を限度額とする債務負担行為(2018年度)補正を8日から開会の市議会定例会に提案した。順調なら年内にも一般競争入札を公告する見通しだ。
 メインスタンドの規模は鉄筋コンクリート造延べ2003平方b。当初スタンドについては建て替えを検討し、屋根も新設する方向で基本設計を進めていたが、耐震性能を満たしていた点や建設コストの抑制の観点から、最終的にこれらを取りやめ、改修に切り替えた。
 競技場自体は1976年の完成。トラックは全天候型舗装400b×8レーン、フィールドは天然芝の日本陸連2種公認の陸上競技場だったが、今年3月末で認定切れとなっている。トラックの劣化など、施設を改善しなければ、2種の公認が得られないため、工期のかかるメインスタンドの改修を皮切りに必要な改修に踏み切る。設計はエスシー企画(徳島市)が担当。
 全体的な改修内容はまだ明らかにされていないが、今回の事業費については、細目計上の3900万円のうち3540万円が工事前払い金で、2億1000万円を外壁改修工事費、5400万円を電気工事費、6700万円を管工事費、2300万円を駐車場工事費にそれぞれ充てる計画。
 市は2018年3月から19年11月までの改修期間中、施設を閉鎖することにしている。
 施工場所は南田宮2ノ116。

提供:建通新聞社