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北陸工業新聞社
2017/06/21

【石川】建設後47年、総合的に検討/七尾警察署の庁舎建て替え/県議会一般質問

 石川県議会6月定例会は20日、本会議を再開し、紐野義昭、谷内律夫、西田昭二、本吉淨与、八田知子、善田善彦の6氏が一般質問に登壇した。
 七尾警察署の庁舎建て替えについて、森内彰警察本部長は「建設から47年が経過し、老朽化が進み、執務スペースが手狭など様々な問題がある」との認識を示し、「他の老朽化した警察施設との兼ね合いを考慮しつつ、施設の老朽化、狭あい化、立地条件及び管内治安情勢等を勘案のうえ、今後、総合的に検討を進めていく」と述べた。
 表正人農林水産部長はいしかわ農業公園(仮称)用地の活用に関し、「広大な用地で、交通の利便性が高い場所にあり、農業を取り巻く環境にも変化が見られることや、農林水産省からは国費まで投入しているため、農業関係の用途に活用してほしいとの要請があることを念頭に置き、地元の意見、県議会での議論を踏まえ、長期的な視野に立って慎重に検討していかねばならない課題」と述べた。このほか、中・大規模建築物への県産材利用の拡大を図るため、表部長は「今年度新たに建築士等を対象とした講習会を開催。分野別に4回、中・大規模建築物へのCLT活用法や、木造耐火建築の設計などに関する講義、県有施設で初めてCLTが使用される奥卯辰山健民公園センターの現地視察などを予定している」と説明した。

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