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日本工業経済新聞社(埼玉)
2017/06/23

【埼玉】造園修景協会埼玉支部が桜育成へ意見交換

 一般財団法人日本造園修景協会埼玉支部(外園●支部長)は21日、県営しらこばと水上公園管理事務所で、同公園における桜の名所づくり活動などに関する意見交換会を開催した。外園支部長はあいさつで「大宮公園をみると、桜は悠に100年育つと考えられる。これまで培ってきたノウハウを生かし、携わっている方々や見守っている方々の努力によって残していくため、今日は第一歩ということで勉強を進めていきたい」と述べた。
 協会埼玉支部は2015年12月、ボランティア活動として、公益財団法人日本花の会から寄贈された桜の苗木63本を同公園2次区域に植樹した。
 意見交換会は支部会員約15人に加え、公園管理者として越谷県土整備事務所職員、指定管理者の公益財団法人埼玉県公園緑地協会職員が参加。事務所が提案した県民協働による公園づくり活動と、公園における桜の名所づくり活動について議論した。
 事務所は公園管理者(事務所)、自主的活動団体(協会埼玉支部)、指定管理者(埼玉県公園緑地協会)に、募集サポーターを加えての活動を提言。さらに、17年度と18年度以降の取り組み予定を挙げた。
 協会員からは「四季を通して花の色が変わるなど、話題性を持たせて継続的に人を呼び寄せるような仕組みを作るとともに、ボランティア活動の母体として専門集団が動いたらよいのではないか」といった意見のほか、植樹の方法に関して「部分客土でなく、地盤改良しないと植栽は良く育たない。基本を大切にしなければならない」など工夫を求める声もあった。
※●は、りっしんべんに岡