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日本工業経済新聞社(茨城)
2017/06/10

【茨城】牛久市のひたち野うしく中基本設計まとまる

 牛久市教育総務課の(仮称)ひたち野うしく中学校の基本設計が明らかになった。校舎はW造平屋、6280uで、中央にメディア棟を配置。校舎北側には体育館(RC一部S造平屋、1880u)や武道場(RC一部S造平屋、650u)、給食室(RC造平屋、500u)を建てる。2018〜19年度の2カ年で建設し、20年4月の開校を目指す。
 現在は葛v米設計(東京都江東区)が基本設計に引き続き実施設計を策定中。本年度は別途、6〜7月にも敷地内の既存施設解体工事(予算額6000万円)が、12月以降には造成工事(同4000万円)が一般競争入札でそれぞれ発注となる。
 ひたち野うしく中学校は、既存の下根中学校の生徒増加に対応するために新設する。建設地はタキイ種苗葛豪v農場跡地(東猯穴町、A4万7038・75u)で、ひたち野うしく小学校の北側隣接地。
 昨年8月には、基本設計にかかわる公募型プロポーザルの審査が行われ、久米設計が選ばれた。
 その基本設計によると、校舎はW造平屋の6280uで、中央に昇降口や図書室、多目的室が入るメディア棟(1000u)を設置し、その西側に地域開放も行う特別教室棟(1930u)と職員室などの事務棟(980u)を置く。東側は普通教室棟(2370u)とする。
 メディア棟の北側には屋根付広場(720u、H約5m)を設置し、体育館、武道場、給食室と連結させる。
 グラウンドは校舎南側に約1万3000uで計画。そのほかバスケットコートやバレーコート、体育倉庫、部室棟も整備する。テニスコート(4面)については、北端の教職員駐車場(60台)の隣となる。
 生徒が使う門は西、北、南に設けるが、最も通行量が多くなるのは歩行者専用道路に面する南門となる見込み。南門の近くには駐輪場(600台)も整備する。
 さらに東端には、ひたち野牛久小の教職員駐車場(約1950u、41台)を造り、その北側を第一幼稚園の建設予定地(約2700u)とする。
 第一幼稚園は現在、中根小学校の校舎を間借りして運営しているが、中根小も児童が増加しているためここに園舎を新設する。定員は70人。本年度は実施設計を発注する予定。